ギリシャ(2018/10/27-11/02)②
アテネのことを書く前に、反省をひとつ。。
「ギリシャ神話勉強していけばよかった!!!!」
これに尽きる。あれ、アテネってこんな感じなの?と勝手にがっかりしてしまったのも、わぁ〜アクロポリスだぁ〜、と感想がそれだけで終わってしまったのも、ぜんぶぜんぶ自分に責任があると思った。ただその場に行って楽しむことだけを目的にするならば旅行地を違う場所にするべきだった、と思った。これは本当に大きな反省、次に活かします。
ということでアテネ
あんまり青空が見えなかったことは残念だけど、気温はとっても過ごしやすい。長袖一枚で過ごせる季節、最高だ…。残念ながら工事中だったんだけど、それをそこまで残念だとも思わないほどこれが何なのかあまりわかっていない。いや、どんな建物かは知っているんだけど、でもそれしか知らない、あまりにもじぶんが無知で笑うしかなかった瞬間。あと、ここではひとつ嫌な出来事が。日本で発行していった国際学生証が使えず、結局大人料金で入らなければいけなかったという事件。国際学生証、何のために存在しているんだ。受付のおばさんが日本にもよくいるような典型的なウザめのバ◯アで、日本語が通じないのをいいことになんなの!?とキレてしまった。
海外では、時間の進み方がゆっくりだなぁと思うことがある。それは、わたしが時間に追われていない旅行者だということももちろん関係するかもしれないけど、目の前に広がる地平線に想いを馳せて、友達や家族とお喋りしながらただただ時間を過ごすような人、日本ではほとんど見なくないですか。わたしは、「何もしない」は最高の贅沢だと考えている人間なので、こういう自分の存在がちっぽけに感じられるような広い景色を見渡せる場所で、座り込んでぼーっとするのはとても愛おしい時間だと思う。
古代アゴラは、一般市民?が生活する場所だったらしい。
ここから、はるか高い場所にパルテノン神殿の姿が見えた。どんな気持ちであのパルテノン神殿を見上げていたんだろう、と古代の人の気持ちを想像してみても、わたしの知識のない頭と乏しい想像力では、0を1にすることは出来なかった。
アテネ市内の写真を載せます。
衛兵交代式
イギリスや台湾でも見たけど、アテネがいちばんクオリティが低いように感じた。微動だにせずに直立するのって柔術?かなにかのいちばん基本的な技だとかなんだとかそんな話を聞いたことがあるけど、ものすごい精神力を必要とするんだろうな、と怖くなった。衛兵さんの額を流れる汗が人間って感じでがっかりしてしまった。動かないで言うと、板門店で見た韓国の兵士がいちばん凄かったなー、蝋人形みたいだった。
プラカ地区の街並み
所狭しとおみやげ屋さんとご飯屋さんが並んでいるプラカ地区は歩いてて楽しい。少し疲れるけど。お洒落な雑貨屋さんもあって、ケチらないで買えばよかったなぁ〜と今更ながら思う。こういう後悔がたまにあるので、欲しいと思ったものは出来るだけ自分のものにしたほうがいいのかもしれん。
そしてアテネ、意外?かもしれないけどとてもご飯が美味しかった。母親がアテネに行ったことがあって、全然ご飯美味しくなかったよ!とだいぶハードルを下げられていたんだけど、それを抜きにしてもめちゃくちゃうまかったと思う。
これは、うなぎの肉なの!オランダに行ったときも鰻がこの状態で出てきたから、蒲焼きにするのは日本だけなのかな?
うにのパスタ
写真がないけど、何より毎朝食べたグリークヨーグルトが美味しかった。ヨーグルトは好きでも嫌いでもないと思ってたし、日本に戻ったら結局好んで食べないけど、それでもめちゃくちゃ美味しかったと今でも懐古する。
もう一つ、アテネの思い出は考古学博物館。主に彫刻が展示されているんだけど、そこで自分は彫刻に全く興味がないと確信した(アテネ行った意味…!)。絵画ならわりと興味あるんだけどなぁ〜、うーん。
とにもかくにも、もう少し勉強が必要だなぁと、あまりにも勉強不足だなぁと痛感した旅行でした。
おわり